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「橋」を通じた地域づくりシンポジウム 報告書

平成28年8月19日 宮崎市オルブライトホールにて、「橋」を通じた地域づくりシンポジウムの講演録の他、事例報告をまとめています。

基調講演では、松村 博氏(元大阪建設局)から、テーマ「土木史の視点から見た橋」と題してお話いただきました。
土木技術は、江戸時代以前から民衆の開かれた技術。図面が読める土木技術者が土木史的観点から検証するとこれまでの歴史的常識に多くの間違いがあることが理解できます。その結果、技術的要因、経済的要因、政治・行政的要因により架橋されていることなど、歴史的背景をもとにまちづくりについてお話いただきました。

渡辺 浩氏(福岡大学工学部社会デザイン工学科教授)からは、「地域の森林資源を使って架ける私たちの橋」と題して、木材の利活用がCO2削減にも効果があり、経済循環を生むシステムづくりが必要であること。現在、木材の活用はコンクリートとの強度比較でも高く、現代の技術力の向上によりさまざまな利用が可能。一方、森林資源を利用して架ける橋は、森林の管理につながり、中山間地域での就労の場が増す事にもつながること等をお話いただきました。

事例紹介では、4団体が登壇しました。トップバッターは、今年、西米良村で第1回「橋の日」を実施した西米良「橋の日」実行委員会代表であり、土木技術でもある中武さんから次のようにお話いただきました。
村内の子どもから大人まで総勢111名の参加。これは、村全体の約1割の参加だったとのこと。事例紹介の中で、青年会中武会長より「青年会も子ども達も大人も生き生きとして協力して「橋の日」活動を行うこと、これがまさに私が目指してきた笑顔あふれる地域づくりでした」との感想が寄せられています。

その他、宮崎市に架かっていた「相生橋」「小戸橋」のお別れ会の事例は、今後の橋と地域住民のつながりを見直すきっかけともなりました。

参加者からは
「地域と橋の結びつきの深さを再認識できた」「事例がとてもわかりやすく参考になりました」「話題が様々で大変良かった」「思っていたより地域住民等の橋への思いがすごいと思った」等の意見が寄せられています。

報告書詳細

A4版 60ページ前後
2016年12月中旬 出版予定
定価 1,000円(実費にてお分けします)送料込 1,200円
※ただ今予約受付中です。12月中旬までにお申し込みの方は、送料無料とさせていただきます。

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